ベランダ越しに花束を

窓の外を見ていると、住宅街や高いビル、といつも見ている景色から、だんだんと家がまばらになって、田んぼが増えてきた。

少し都会を抜けると、こんなにのどかな場所があるんだ。

バスが止まり、私たちは降りた。

少し歩くと、小さな花屋さんが見えてきた。

入ると、様々なお花の良い匂いが混ざった空気が全身を包んだ。

小さなお店なのに、これでもかと言うほどの色鮮やかな種類の花が辺りを埋めつくしていた。

しばらく店内に見とれていると、中からふくよかな女性が出てきた。