ベランダ越しに花束を

「舞花、おまたせ」

「ううん、大丈夫。見せたいものってなに?」

「早い早い」

光琉につっこまれた。

「じゃあ、どこに行くの?」

「…その前にちょっと寄りたいとこあるんだけど、行っていい?」

「いいけど…」

「ありがと」

そして私は光琉の後をついていき、バスに乗った。