…光に包まれて。



おっ、もう解決したのか!?



「じゃあ、勉強よりレポートで頑張りなぁ。ウチ達も手伝うからさぁ?」



おいおい!達って何だよ!?まさか俺も…?



「ねっ、空。」



ほら見ろ!俺にまでとばっちりが来た…。



でも、やっぱり美羽の頼みは断れない。



何なんだろうな…。この気持ち。



『まぁ、親友が困ってるなら、助けてやるのが親友だな!』



俺は半分呆れたように笑い、美羽・紗季・まぁちんは嬉しそうに笑っていた。



そんな話をしている間に海に着いた。



「うお~えらい綺麗じゃんかぁ」



まぁちんは大はしゃぎで海に駆け寄っていった。



この日の熱海の海は穏やかで心地よい風が吹いていた。