「何がキビシイの?」 出た!熱海の母!美羽。 昔っからお節介なんだよなぁ。 コイツは他人の不幸が蜜の味なのか!? 相談事を聞くのが趣味なのか!? 俺には理解できない。 「それがさぁ…。」 「うんうん。」 「だったら…じゃない?」 どうやらまぁちんは勉強についていけないらしい。 確かに、無理して紗希と同じ大学を受験して、奇跡的に受かった奴だからな。 紗希はそんなまぁちんに、悪い気がしているらしい。