ある日曜日。 僕はいつもの本屋に向かい歩いていた。 すれ違う女性とその瞬間何かが落ちた音がした。 僕は驚いて、時間が止まった感覚を覚えたと同時に心臓の音がどんどん大きくなっていた。 拾ったものがまさか星那さんのものだとは。 そして...まさか...これを必要としているだなんて。 僕は星那さんを追いかけた。 「すみません、これ落としましたよ」 「あっありがとうございます...」 そういう僕がずっとずっと会いたかった人は目の下にクマができ、元々華奢だった身体がさらに痩せていた。