彼はチョコレートの香り



私がそう言うと、頭上からため息が聞こえてきた

「一宮はバカだ」

ふんわりとした暖かさと心地のいい優しい声

抱き締められてる

そう気づくまでには少しの時間がかかった

「お…怒ってないんですか?」

「やっぱりバカだ…怒ってたらこんなことしない」

そう言った後は甘いキス

「先輩…やっぱりチョコの味がします」













End