来ちゃった… 確かここだよね? 逢いたい一心でここまで来たけど… 迷惑じゃないかな… いまさら不安になってきて。 頑張れあたし! インターホンに手を伸ばそうと足を踏み出す。 「あれ…?咲智がいる」 突然後ろから聞こえる声。 「ま誠くんっ!」 びっくりした…… 「どした?」 そう言う誠くんの表情は優しくて。 泣きそうになる。