金平糖の白いまほう


 ガリ…ボリ…



 一口、二口、と金平糖を食べる清澤(せいざわ)君のことをジッと見つめてしまう。



 なんて言うかな…



 清澤君の言葉にテンポ良く、良い反応ができるように色々な言葉を準備して待つ。


 ごくり…と唾を飲み込む。



 「うん!うまいね!金平糖なんて久しぶりに食べた、こんな甘かったっけ」



 「た、たしかに!私も久しぶりかもー、…け、けっこー甘いよね!」


 
 待機していたのにあまり良い言葉がでてこなかったし、緊張でかみかみになってしまった。



 しかも、さっきからずっと心臓がバクバクしてて、正直味なんてほとんどしていなかった。



 清澤君がせっかく目の前にいるんだから、何か喋らなきゃ…



 そう思って、何か面白い話題はないか、必死に頭をフル回転させようとする。



 だけど緊張のせいか、頭が全然回らない。



 早く何か話さないと、清澤君が他のところに行っちゃう…。


 どうしよう…どうしよう…



 とりあえず何か…!



 「あ、あのさ!」



 勇気を振り絞って言いかけたその時、