急にしたその音に、私はビクッと肩を揺らす。 ど、どうしたんだろう…? 及川くんが落ちた何かを拾った。 どうやら手に持っていたスプーンを落としちゃったらしい。 「なんだ、大丈夫か?」 マスターもどこか心配そうに顔を覗かせる。 「……スプーン落としただけ。平気」 さっきまで完璧に作業こなしてたのに、急にどうしたんだろう?