…勘違い?…イライラ? 「言っとくけど、勘違いしてたの俺だけじゃなくてお前もだから」 「……え?」 カウンターを出て、及川くんは私の横まで来た。 「俺の好きな奴って、お前のことだから」 真っ直ぐに、そしてすごく真剣な眼差しでこちらを見下ろしている。 ……え 「う、嘘……」 「嘘じゃねぇよ」