「え…もちろん!というか、私が普通は言うべきだよね。これからも今まで通り、部活でも仲良くしてくれる?って」 ほんとは結構不安があった。 なんか気まずくなって、今まで通りの関係に戻れなくなるんじゃないかって。 「私からも、これからも部活の仲間としても後輩としても、よろしくね」 「はい」 槙野くんも、同じことを思っていたらしい。 私に迷惑かけたんじゃないか、とか。 今までの仲じゃなくなったらどうしよう、とか。