過去夢の少女

ううん、あったとしてももっと別の方法で問題解決することができれば。
ズブズブと土の中へ引きずり込まれながら「やめて!」と叫ぶ。

だけど誰も助けに来ない。
誰も私を探しに来ない。

あっという間に腰まで土に埋もれてしまって、腐った手が私の頭を掴んできた。
「お母さん! 助け――!!」

最後の言葉を言う暇も与えられず、私は一気に土の中に引きずり込まれてしまったのだった……。