初めて私は恋をした

放課後
 
ガラッと、ドアを開ける
 
いつも通りだなと思いながら、本を探した

「やっほ、雫。」
 
急に声をかけられて、振り向くと松下流星だった

「…なんですか?」

「急だけど、俺のこと覚えてる?」
 
ほんとに急だな。
 
とか、思いながら、覚えてるっていうか知らない
 
私は、この人知らない
 
なんて答えれば…… 困っていると…

「じゃあ、雫のお兄ちゃんは?」

「なんで……」
 
私の1つ年上のお兄ちゃん(高橋翔)は、
 

3年前事故で亡くなった。