初めて私は恋をした

流星も、いい人。私の頭を撫でてくれてる……
 
優しい……。お兄ちゃんみたい。
 
一緒にいたら、きっと寂しくないな……。
 
不思議な気持ちだ。

 
秘密の場所に戻っていた。

「私はどうなったの?」

「雫の事をお兄ちゃんは、庇った。でも、雫も
 
軽傷では済まなかった。記憶喪失になってた……」

 
記憶喪失……。重傷だったのか。


「だから、記憶が曖昧だったの?」

「多分、そういうこと。俺は、思い出して欲しかった
 
だけ。そ、それ以外は特になにも…理由なんて…」
 
流星は、目を逸らした。
 
照れてる?どうしたんだろう?

「どうしたの?…照れてる…?」

「んっ!て、照れてなんかねぇよ!?」