初めて私は恋をした

私は思い出した。

「分かった。3人で買い物に行ったんだ。

行く前にここで事故がおきたんだ……。」
 
私は泣きながら言った。

「うん……。信号無視した車と車がぶつかって
 
倒れたんだ。その時に、雫が巻き込まれそうに
 
なったんだ。」
 
流星は、教えてくれた。静かに。

「その時、俺は動けなかった。怖かったから。でも、
 
雫のお兄ちゃんはかっこよかったよ。
 
雫を助けるために飛び出したんだ。」
 
流星も泣いてた。
 
2人とも泣いてた。

「…お兄ちゃん。」

「良い奴だった…本当に良い奴…なんで巻き込まれな
 
きゃいけなかったんだよ……。」