初めて私は恋をした

午後6時頃
 
流星に連れられ電車で、夏祭りに来ていた。

「屋台がいっぱーい!」

「何かする?食べてもいいけど?奢るよ。」
 
奢ってくれるなんて流星にしては珍しい。
 
これまではいつも、自分の物は自分で買ったり
 
してたのにな。


「奢るって珍しいね。急にどうしたの?」
 
少し、聞いてみるか。

「別になにも…。まぁ、今日は奢らせて。」

「ふーん。じゃあ、あれしたい!」
 
あまり聞きすぎるのも良くないか。
 

いいや。楽しもう。私は金魚すくいを指さした。


「よし、行こう。」