悲しい家族の物語




「ちょっとそこの子」


振り返ってみるとその声の主は少し太ったおじさんでした。



2人は顔を見合わせて顔を傾げました。

「ちょっときなよ」



おじさんは2人の腕を思いっきり引っ張ってどこかに連れて行きました。