疲れる…
苦笑いしながら、ふと窓の方を見ると、
窓枠から消えていく矢萩の後ろ髪が見えた。

矢萩は人がいたから入って来なかっただけだろうし、別に何とも思ってないのだろうが、
ああいうのは余り見られたくないな…
そう思いながらモヤモヤした感情を吐き出すように煙草を吸って勢いよく窓の外に煙を吹き出した。

矢萩はどんな顔していたんだろうか…