「そっか…
でも、矢萩の見た目にこだわらないで、本当の矢萩を分かってくれる奴絶対いるから、
それにはまず自分からも少しずつ殻を破って変わろうとする気持ちが大事だと思う。

暇な保健の先生が、いつでも相談のるぞ。」

クサイことを言ってしまったと、頭を掻いていると、
矢萩は『はい!』と言って満面の笑みをくれた。