「…これ」 さっき触れられた手を見下ろすと、指にきらっと光る何か。 ゆ、指輪…! 「一生、俺のモノって印」 「…そ、それって」 「もう少し大人になったら、もっとちゃんとしたやつ、お前にやりたい。だからそれまではこれ、肌身離さず付けてろよ」 視界が涙で滲んでゆらゆらと揺れる。