私は、夢ちゃんの言葉に今度は大きく、首を縦にふった。 そのタイミングで、朝礼を告げるチャイムが鳴って、夢ちゃんは自分の席に戻ろうとしたけど… 「夢ちゃん」 私は夢ちゃんを引き止めて 「ありがとう」 そう言った。 「うん!」 大好きで、かけがえのない親友は、大きな優しい笑顔を浮かべた。