土日と、2日間を挟んで迎えた月曜日。 何も考える気力さえ無い私は机に突っ伏していた。 「おはよ花…って、何朝から死んだ顔してんの!?」 力なく顔を上げると、ギョッとした様子の夢ちゃんがいた。 「夢ちゃん…おはよう」 「な、なんか生気吸い取られたみたいな顔してるけど」 「そんなことないよ…」 夢ちゃんは、何かはっとしたように目を大きくして、「ふふーん」と、小さく笑った。