あなたと運命の番になる

蘭は午前中、一生懸命仕事をしたが、やはり体力が落ちておりしんどい。

「大黒さん、午後からの仕事は座っても出来るところをあてるから座ってやりなさい。」

「えっでも・・。」

蘭はどんなにしんどくても座って仕事など1度もしたことがない。基本的に立ってすることが多い職場だ。

「大丈夫よ!
午後からは谷本くんも来るから。」

和真も同じチームだ。
和真は今日午前休をとっていて、午後からの出勤となっている。

「いいんですか?ありがとうございます。」

蘭は体がだるく、その提案はかなりありがたい。
田中さん気遣いが嬉しかった。