あなたと運命の番になる

蘭が泊まる最後の夜がやってきた。翌日に家に帰り、明後日からは職場に復帰する予定だ。

ご飯を食べたあと、2人はソファに座る。

「蘭、次のヒートの時、番にならないか?」

和真が真剣な表情で話す。

「こんなことがあって、怖い気持ちがあると思う。俺はあの時、蘭が別の人と番になってしまうなんて考えたら、辛くて耐えられなかった。俺は絶対そばにいるし、怖い気持ちも一緒に乗り越えたい。」

蘭は真っ直ぐに見つめられて、自分の気持ちを話す。

「怖いです。だけど、和真さん以外となんて考えられません。私は和真さんと番になりたいです。」

「ありがとう。」
和真はそう言って蘭を強く抱きしめる。

「蘭、愛してる。抱いていい?」

蘭は一気に顔が赤くなるのを感じる。

「今日はもちろん番にならないし、怖かったら言って。絶対にやめるから、約束する。ただ、あいつに触られたところをすべて俺に上書きしたい。」

蘭は恥ずかしくも嬉しい気持ちもあってこくりと頷いた。