『ハロー、さゆ!元気だった?』
「お、お母さん⁉」
相手は、なんと私のお母さん!その後ろで「お父さんもいるぞ~」と、お父さんが笑顔で写っている。
これって一体、どういうこと⁉
『さゆは風邪だって聞いたけど、もう体調は大丈夫なの?』
「うん!もうすっかり!
って、それどころじゃないよ!どうして王史郎のスマホに、お父さんとお母さんが写ってるの?」
するとお母さんが、眉を下げて謝った。
『さゆ、いきなり日本へ送ってしまってごめんね。
でも、それが王史郎くんとの〝約束〟だったのよ』
「王史郎との約束……?というか〝送る〟って、私がテレポートしたこと?」
お母さんが頷く。
そして衝撃の発言をした。
『今まで黙っていたけど、お母さん魔女なの。生まれつき魔力があってね、イギリスでは〝そういう生業〟の仕事をしているのよ。あ、お父さんは一般人ね』
「えぇ⁉」
お母さんが魔女⁉
そんなの全然しらなかったよ!
……いや、でも昔。
私が泣いてる時にぬいぐるみが浮いたり、人形が勝手に喋ったりって事があったかも。あれって、お母さんの魔法だったんだ!



