海と少女

そんなことを考えているうちに、港に出てきた。

何せきか漁船がつながれている。

しかし、あまり人の気配がない。

海に近い道より1つ山よりの裏通りに出てみた。

薄暗い通りは家が密集している。

中には人が住まなくなって、年月の経ったような朽ちた家もある。



視線を感じた


見ると

道路に面した2階の窓から、こちらを見下ろしている。




目が合った




ピシャ



いきなり窓を閉めた。




なにー今の、
感じ悪ーぃ