「良いか、こっちはな…それどころじゃないんだよ」
「わ、分かってるって…。そんな怒るなよ李優君…」
李優の剣幕に、たじたじしているまほろ君。
そんな李優の服の裾を、萌音はきゅっと掴んだ。
「李優、怒ってる?」
「は?」
「李優、怒ってるの?」
「え…いや…。怒っ…。…べ、別に…」
「萌音が悪い?」
「…お前は何も悪くないだろ。…別に怒ってないよ」
良かった。
李優が怒ってるから、どうしようかと思った。
「むしろ、怒るのは萌音さんの方では?」
と、唱君が聞いてきた。
えっ?
「…何で萌音が怒るの?」
「だって、自分の彼氏が、他人からラブレターもらってるのに」
「…」
「ましてや、まったく見覚えのない後輩に。嫌な気分にならないんですか?」
…嫌な気分…。
…に、なる?
「ちょ、唱君。はっきり聞き過ぎだろ」
「そこはオブラートに包みましょうよ」
まほろ君と小羽根君が、慌ててそう言ったけど。
萌音、別に怒ってもないし、気分が悪くなってもないよ?
「何で?だってこの女の子、李優のことが好きだって言ってるんでしょ?」
「そうですよ。嫉妬しないんですか?」
「??萌音も李優が良い人だって分かってるから、この子も李優の良さを分かってくれて嬉しいなー、って思ってるよ」
「…」
一同、ポカン。
…萌音、何か変なこと言った?
萌音が好きな李優を、他の人も好きになってくれて嬉しい。
何だか誇らしい気分になるでしょ?
…ならないの?
「…畜生、こいつら惚気けやがって…」
「仲良しで羨ましいですね」
「天然は最強なんだなって実感しますね」
「…そういう恥ずかしいこと、さらっと言うから…お前は…」
まほろ君、小羽根君、唱君、そして李優の順に言った。
…??恥ずかしいことって何?
「分かってないみたいですけど、この女の人は、李優さんとお付き合いしようとしてるんでしょ」
「そうなの?」
「嫌じゃないんですか?」
「うーん…」
萌音と同じように、この女の子も李優の恋人になろうとしてるのか。
成程…。
「別に嫌じゃないよ。李優が、萌音のこと忘れないでいてくれたら」
「良いのかよ…」
「お互い李優のこと好きな人同士、仲良くなれるかも」
「むしろ、第二夫人と友達になろうとしてるぞ…」
「凄く円満な一夫多妻婚みたいですね…」
一夫多妻?
家族が増えて、何だか楽しそうだね。
「わ、分かってるって…。そんな怒るなよ李優君…」
李優の剣幕に、たじたじしているまほろ君。
そんな李優の服の裾を、萌音はきゅっと掴んだ。
「李優、怒ってる?」
「は?」
「李優、怒ってるの?」
「え…いや…。怒っ…。…べ、別に…」
「萌音が悪い?」
「…お前は何も悪くないだろ。…別に怒ってないよ」
良かった。
李優が怒ってるから、どうしようかと思った。
「むしろ、怒るのは萌音さんの方では?」
と、唱君が聞いてきた。
えっ?
「…何で萌音が怒るの?」
「だって、自分の彼氏が、他人からラブレターもらってるのに」
「…」
「ましてや、まったく見覚えのない後輩に。嫌な気分にならないんですか?」
…嫌な気分…。
…に、なる?
「ちょ、唱君。はっきり聞き過ぎだろ」
「そこはオブラートに包みましょうよ」
まほろ君と小羽根君が、慌ててそう言ったけど。
萌音、別に怒ってもないし、気分が悪くなってもないよ?
「何で?だってこの女の子、李優のことが好きだって言ってるんでしょ?」
「そうですよ。嫉妬しないんですか?」
「??萌音も李優が良い人だって分かってるから、この子も李優の良さを分かってくれて嬉しいなー、って思ってるよ」
「…」
一同、ポカン。
…萌音、何か変なこと言った?
萌音が好きな李優を、他の人も好きになってくれて嬉しい。
何だか誇らしい気分になるでしょ?
…ならないの?
「…畜生、こいつら惚気けやがって…」
「仲良しで羨ましいですね」
「天然は最強なんだなって実感しますね」
「…そういう恥ずかしいこと、さらっと言うから…お前は…」
まほろ君、小羽根君、唱君、そして李優の順に言った。
…??恥ずかしいことって何?
「分かってないみたいですけど、この女の人は、李優さんとお付き合いしようとしてるんでしょ」
「そうなの?」
「嫌じゃないんですか?」
「うーん…」
萌音と同じように、この女の子も李優の恋人になろうとしてるのか。
成程…。
「別に嫌じゃないよ。李優が、萌音のこと忘れないでいてくれたら」
「良いのかよ…」
「お互い李優のこと好きな人同士、仲良くなれるかも」
「むしろ、第二夫人と友達になろうとしてるぞ…」
「凄く円満な一夫多妻婚みたいですね…」
一夫多妻?
家族が増えて、何だか楽しそうだね。


