それにしても、と李優は言った。
「こいつらが、今回のバケモノか…」
…うん。
李優は、萌音が倒したバケモノ忍者の死体を見下ろした。
「ゾンビよりは、まともな人間に見えるが…」
「これって人間なのかな?」
「人間…じゃないのか?見た目は人間っぽいけど…」
「でも、ここに乗ってるのは多分、人間じゃないよ」
と言って、萌音はストレッチャーの上の子供の死体を指差した。
さっき萌音が拳銃で撃ったせいで、バラバラになってるけど。
そこに横たわっているのは、人間じゃない。
不気味な匂いを発する、かつて人型だったであろう肉の塊だった。
「さっきの忍者と、この子供と…どっちがバケモノなんだろう?どっちも?」
「…分からないな。もう少し、情報を集めた方が良い」
うーん、そっか。
まぁ、この世界、来たばっかりだもんね。
「萌音、もう無理はするなよ。怪我してるんだから」
「ふぇ?でも…」
「良いから。偵察なら俺がするから、お前は俺の後ろに隠れてろ」
「…。…男尊女卑だー」
「…ちげーよ…」
仕方ない。李優がそう言うなら。
李優に甘えて、後ろをついていくとしよう。
こそこそ。
「それじゃ李優、これ、萌音の代わりに使って」
「あ…?何?」
萌音は、さっきバケモノ忍者から奪った拳銃を李優に渡した。
凄い強い武器だよ、これ。
「さっき、そいつから奪ったの。もし敵に見つかったら使って。強いよ」
「マジかよ…。でも、一体あと何発入ってるんだ?」
えっ?
…そういえば。拳銃だったら弾丸の装填数、っていうのがあるんだっけ。
それは注意して使った方が良いかもね。
「最初に萌音に撃った一発…。それから、そこのバケモノ忍者を倒すのに二発…。あと、死体に撃ったのと合わせて、四発は使っちゃったな…」
「そうか…。元々何発装填されてたのか分からないが、残りは少ないと思っていた方が良いかもな」
無限に撃てたら、話は楽なんだけどね。
あるいは水鉄砲みたいに、残弾数を目視で確認出来たら良かったんだけど。
「もし拳銃が使えなくなったら、また萌音が戦うよ」
「良いから、その時は無理するな。極力見つからないように、隠れながら行くぞ」
むー。
隠れるのは萌音の流儀じゃないけど、怪我をしている以上は仕方ないか。
じゃあ、李優の後ろにくっついていこうっと。
李優が一緒にいてくれたら、何だか勝てそうな気がしてきた。
「こいつらが、今回のバケモノか…」
…うん。
李優は、萌音が倒したバケモノ忍者の死体を見下ろした。
「ゾンビよりは、まともな人間に見えるが…」
「これって人間なのかな?」
「人間…じゃないのか?見た目は人間っぽいけど…」
「でも、ここに乗ってるのは多分、人間じゃないよ」
と言って、萌音はストレッチャーの上の子供の死体を指差した。
さっき萌音が拳銃で撃ったせいで、バラバラになってるけど。
そこに横たわっているのは、人間じゃない。
不気味な匂いを発する、かつて人型だったであろう肉の塊だった。
「さっきの忍者と、この子供と…どっちがバケモノなんだろう?どっちも?」
「…分からないな。もう少し、情報を集めた方が良い」
うーん、そっか。
まぁ、この世界、来たばっかりだもんね。
「萌音、もう無理はするなよ。怪我してるんだから」
「ふぇ?でも…」
「良いから。偵察なら俺がするから、お前は俺の後ろに隠れてろ」
「…。…男尊女卑だー」
「…ちげーよ…」
仕方ない。李優がそう言うなら。
李優に甘えて、後ろをついていくとしよう。
こそこそ。
「それじゃ李優、これ、萌音の代わりに使って」
「あ…?何?」
萌音は、さっきバケモノ忍者から奪った拳銃を李優に渡した。
凄い強い武器だよ、これ。
「さっき、そいつから奪ったの。もし敵に見つかったら使って。強いよ」
「マジかよ…。でも、一体あと何発入ってるんだ?」
えっ?
…そういえば。拳銃だったら弾丸の装填数、っていうのがあるんだっけ。
それは注意して使った方が良いかもね。
「最初に萌音に撃った一発…。それから、そこのバケモノ忍者を倒すのに二発…。あと、死体に撃ったのと合わせて、四発は使っちゃったな…」
「そうか…。元々何発装填されてたのか分からないが、残りは少ないと思っていた方が良いかもな」
無限に撃てたら、話は楽なんだけどね。
あるいは水鉄砲みたいに、残弾数を目視で確認出来たら良かったんだけど。
「もし拳銃が使えなくなったら、また萌音が戦うよ」
「良いから、その時は無理するな。極力見つからないように、隠れながら行くぞ」
むー。
隠れるのは萌音の流儀じゃないけど、怪我をしている以上は仕方ないか。
じゃあ、李優の後ろにくっついていこうっと。
李優が一緒にいてくれたら、何だか勝てそうな気がしてきた。


