神に選ばれなかった者達 後編

…はい、これで本編終了です。

突然ですが皆さん、怖い夢を見たことはありますか。

誰でもありますよね。

しかし、怖い夢じゃなくて、痛い夢を見たことがありますか。

夢の中なのに、まるで現実みたいに痛かったり苦しかったり。

こればかりは、経験してみないと分かりませんよね。

実は、私は経験したことがあります。

「これは夢だ」ってはっきり分かってるのに、現実と同じように痛みを感じる。

原因不明で、そんな悪夢を何度か見たことがあって。

「畜生、何でこんな目に…。そうだ、小説にしよう!」という経緯で着想を得たのが、この作品の始まりです。

不運な体験も、小説に転嫁する。これぞ桜崎の作者魂…!…なんてね。

まぁ、さすがに誇張してますけどね。響也君達みたいな痛過ぎる夢は、さすがに見たことがありません。



…と、前置きはこのくらいにして。

ここまでお付き合いくださった皆様、お疲れ様でした。

きっと、フルマラソンを走り終えた気分でしょうね。

書いている私も、今、両手を上げてゴールテープを切ったような…そんな気分です。

近所迷惑でさえなければ、大きな声で、「終わったぁぁ!」と叫びたい気分でもあります。

想定の三倍くらい長くなっちゃいました。本当ごめんなさい。

本当はもっと…短くスマートにまとまるつもりだったんですよ。

「一人につき50ページくらい。1〜2章くらいで終わるかな〜」なんて考えていた時期が、私にもありました。

全然終わりませんでした。余裕で終わりませんでした。いつものことではあります。

その分、書きたいこと大体全部書けて、非常に満足です。

めちゃくちゃ陰湿なストーリーですけど、作者にとっては非常に楽しかったです。

私は基本的に、暗めの話を書く方が好きなのかもしれない…。

何はともあれ、ここまで私と一緒についてきて、最後まで読んでくださった皆様。

もし叶うなら、あなた方と強く手を繋ぎ、スターバ、いえ、スターボックスでコーヒーでも飲みながら、感想について語り合いたいですね。

ちなみにこの作品、当初は作品ジャンルを決めずに書き始めました。

桜崎は昔から、「友情」ジャンルが専門みたいなところあるので、今回も「友情・青春」ジャンルかなーと思ってたんですが。

話を進めるうちに、とてもじゃないけど友情でも青春でもないな、と思い。

思い切って、ホラーということにしました。

そうと決めてからは話が早い。遠慮なく、出来るだけ生々しい描写を心掛けました。

思わず「うぇぇ、キモっ…」って思ってくれたら、作者としては「にんまり」です。

ホラー小説万歳。

ついでに言うと、この物語の世界観。

私の別の作品といくつか繋がってたりしてます。気づいた方もいらっしゃるかと思いますが。

別に隠すことじゃないので具体的に言うと、『小羽根と自由な仲間達』と、『神殺しのクロノスタシス』シリーズですね。

これについては、次ページの登場人物紹介で詳しくお話しますね。

それじゃ、行ってみましょ。