「『声』って、どんな声なの?」
「どんな…?」
こてん、と首を傾げる萌音ちゃん。
「知ってる人の声?」
もし知ってる人の声なら、その人はきっと萌音ちゃんにとって大事な人…。
…かと、思ったのだけど。
「ううん」
…あ、そうなんだ。
じゃあ、一体誰の声なんだろうな…?天の神様…?
「そっか…。声だけじゃなくて、姿を現してくれたら良いのにね」
これは、俺の単なる思いつきだった。
助けてくれるのは嬉しいけど、声だけって、何だか切なくない?
声だけよりも、萌音ちゃんの傍に一緒にいて、萌音ちゃんを助けてくれたら…。
そんな人が夢の中に、一緒にいてくれたら…きっと萌音ちゃんにとって、心強い味方…。
萌音ちゃんの仲間になってくれるんじゃないだろうか。
「…姿?」
「うん。『声』だけじゃなくてさ…ちゃんと姿を持って現れてくれたら…」
「そっかー。…うーん…。…そうかも」
ふむふむ、と頷く萌音ちゃん。
まさか、それが契機になるとは思っていなかった。
その数日後からだった。
萌音ちゃんのもとに、佐乱李優という存在が現れたのは。
結局彼の正体が何なのか、俺には分からない。
ただ一つ確かなことは、佐乱李優のお陰で、萌音ちゃんは本来の優しい、素直な女の子に戻ることが出来た、ということだ。
「どんな…?」
こてん、と首を傾げる萌音ちゃん。
「知ってる人の声?」
もし知ってる人の声なら、その人はきっと萌音ちゃんにとって大事な人…。
…かと、思ったのだけど。
「ううん」
…あ、そうなんだ。
じゃあ、一体誰の声なんだろうな…?天の神様…?
「そっか…。声だけじゃなくて、姿を現してくれたら良いのにね」
これは、俺の単なる思いつきだった。
助けてくれるのは嬉しいけど、声だけって、何だか切なくない?
声だけよりも、萌音ちゃんの傍に一緒にいて、萌音ちゃんを助けてくれたら…。
そんな人が夢の中に、一緒にいてくれたら…きっと萌音ちゃんにとって、心強い味方…。
萌音ちゃんの仲間になってくれるんじゃないだろうか。
「…姿?」
「うん。『声』だけじゃなくてさ…ちゃんと姿を持って現れてくれたら…」
「そっかー。…うーん…。…そうかも」
ふむふむ、と頷く萌音ちゃん。
まさか、それが契機になるとは思っていなかった。
その数日後からだった。
萌音ちゃんのもとに、佐乱李優という存在が現れたのは。
結局彼の正体が何なのか、俺には分からない。
ただ一つ確かなことは、佐乱李優のお陰で、萌音ちゃんは本来の優しい、素直な女の子に戻ることが出来た、ということだ。


