びっくりするくらい、食欲失せたわ。
もしかして、いやもしかしなくても。
これって、別れ話のシーンだよな?
会話の内容的に、そうとしか思えない。
以前から、ほたるのお姉ちゃんに彼氏がいることは家族も知っていることだった。
ふーん、高校生の分際で彼氏なんかいるんだ。はいはいリア充お疲れ様でした。くらいにしか思っていなかったが。
ふぁににとって、彼氏とか可能なんて、それこそ夢の中の出来事だからな。
ま、夢の中はもっと残酷で、現実的だけど。
しかし、今ほたるのお姉ちゃんが話してたのは、どう考えても別れ話。
ってことは、お姉ちゃん、彼氏と別れたのか。
人様が別れ話をしてるの、初めて聞いた。
別れた…と言うか、フラレた…?
会話の内容から察するに、多分そうだよな?
めちゃくちゃクッション殴ってるし。
八つ当たりは良くないな。八つ当たりは。
無実のクッションが可哀想。
ほたるのお姉ちゃんは納得していないようだったが、多分彼氏の方から、別れを切り出されたんだろう。
受験がどうとか言ってたから、受験を理由に。
まぁ、ほたるのお姉ちゃんは、ユミとかいう女の名前を出して。
彼氏がそのユミちゃんに横恋慕して、それで受験を言い訳に、自分と別れようとしている…。と、思い込んでいるらしい。
フラレる理由なんて、何でも良いよなぁ。
フラレてしまったのは事実なんだから。
…他人事とはいえ、なんか哀れだな。可哀想。
ほたるのお姉ちゃんは、悲しそうにしくしくめそめそと泣いていた。
「畜生…畜生っ…」
まだ畜生畜生言ってるし。
お口は悪いけど、フラレたことには同情するよ。
その口の悪さじゃねぇの?フラレた理由。
やれやれ。ふぁにはただ、食事をしたかっただけなのに。
どうしてくれるんだよ。リビングに入りづらい空気にしちゃって…。
人の別れ話なんて、聞いてて面白いことなんか何もない…。
仕方ないから、食事は後回しにして立ち去ろうと思ったが。
ほたるの姉に対する呆れからか。
つい、ギシッ、と足音を立ててしまった。
あ、やべ。
と、思った時にはもう遅かった。
「っ、誰!?」
罪のないクッションを殴りまくっていたほたるのお姉ちゃんが、ガバッ、と顔を上げた。
ばっちり、ほたるのお姉ちゃんと目が合ってしまった。
「ほたる…!あんた、聞いてたのっ…!?」
「あ?あ、いや、自分はほたるじゃ…」
つーか、聞かれたくない話なら、リビングでするなよ。
という正論を、ふぁにが口にする前に。
ほたるのお姉ちゃんは、泣き腫らした顔を憤怒に歪ませ、凄まじい勢いでこちらに迫ってきた。
怖っ、般若かよ。
「私のこと笑ってたんでしょ。ザマァみろって思ってたんでしょ!?」
「え?いや…そんなことは…」
気の毒だなー、でもその性格じゃ無理もないよなー、とは思ってたけども。
なんか、こう…気の利いた一言…。
頭をフル回転させて、出てきた言葉は。
「えーと…。ドンマイ…?」
…もっと他に言うことはなかったのかよ。馬鹿ふぁに。
もしかして、いやもしかしなくても。
これって、別れ話のシーンだよな?
会話の内容的に、そうとしか思えない。
以前から、ほたるのお姉ちゃんに彼氏がいることは家族も知っていることだった。
ふーん、高校生の分際で彼氏なんかいるんだ。はいはいリア充お疲れ様でした。くらいにしか思っていなかったが。
ふぁににとって、彼氏とか可能なんて、それこそ夢の中の出来事だからな。
ま、夢の中はもっと残酷で、現実的だけど。
しかし、今ほたるのお姉ちゃんが話してたのは、どう考えても別れ話。
ってことは、お姉ちゃん、彼氏と別れたのか。
人様が別れ話をしてるの、初めて聞いた。
別れた…と言うか、フラレた…?
会話の内容から察するに、多分そうだよな?
めちゃくちゃクッション殴ってるし。
八つ当たりは良くないな。八つ当たりは。
無実のクッションが可哀想。
ほたるのお姉ちゃんは納得していないようだったが、多分彼氏の方から、別れを切り出されたんだろう。
受験がどうとか言ってたから、受験を理由に。
まぁ、ほたるのお姉ちゃんは、ユミとかいう女の名前を出して。
彼氏がそのユミちゃんに横恋慕して、それで受験を言い訳に、自分と別れようとしている…。と、思い込んでいるらしい。
フラレる理由なんて、何でも良いよなぁ。
フラレてしまったのは事実なんだから。
…他人事とはいえ、なんか哀れだな。可哀想。
ほたるのお姉ちゃんは、悲しそうにしくしくめそめそと泣いていた。
「畜生…畜生っ…」
まだ畜生畜生言ってるし。
お口は悪いけど、フラレたことには同情するよ。
その口の悪さじゃねぇの?フラレた理由。
やれやれ。ふぁにはただ、食事をしたかっただけなのに。
どうしてくれるんだよ。リビングに入りづらい空気にしちゃって…。
人の別れ話なんて、聞いてて面白いことなんか何もない…。
仕方ないから、食事は後回しにして立ち去ろうと思ったが。
ほたるの姉に対する呆れからか。
つい、ギシッ、と足音を立ててしまった。
あ、やべ。
と、思った時にはもう遅かった。
「っ、誰!?」
罪のないクッションを殴りまくっていたほたるのお姉ちゃんが、ガバッ、と顔を上げた。
ばっちり、ほたるのお姉ちゃんと目が合ってしまった。
「ほたる…!あんた、聞いてたのっ…!?」
「あ?あ、いや、自分はほたるじゃ…」
つーか、聞かれたくない話なら、リビングでするなよ。
という正論を、ふぁにが口にする前に。
ほたるのお姉ちゃんは、泣き腫らした顔を憤怒に歪ませ、凄まじい勢いでこちらに迫ってきた。
怖っ、般若かよ。
「私のこと笑ってたんでしょ。ザマァみろって思ってたんでしょ!?」
「え?いや…そんなことは…」
気の毒だなー、でもその性格じゃ無理もないよなー、とは思ってたけども。
なんか、こう…気の利いた一言…。
頭をフル回転させて、出てきた言葉は。
「えーと…。ドンマイ…?」
…もっと他に言うことはなかったのかよ。馬鹿ふぁに。


