何もかも分からないことだらけで、不安で堪らなくて。
ひたすら、怯えることしか出来ない私のもとに。
今度は、別の人物からメッセージが送られてきた。
『もちもちもね∶君は?』
…え?
久留衣萌音ちゃんだった。
そういえば、彼女は『処刑場』で、一度も私と響也くんの安否を尋ねたことはなかった。
『もちもちもね∶君は何してるの?』
…君って、私のことだよね?
『M・Y∶私は…手術室のクローゼットの中に隠れてるの。
M・Y∶響也くんが、出てくるなって言ったから
もちもちもね∶響也くんが何度も殺されてるのに、君は何もせずに隠れてるだけってこと?』
そう聞かれた瞬間、私は心をナイフでぐさりと刺されたような気がした。
『もちもちもね∶武器を持ってるでしょ?何で戦わないの?』
そ、れは…。
『M・Y∶響也くんが私に、絶対に出てくるなって
もちもちもね∶それで?その言葉に甘えて、自分だけ安全な場所で見てるだけなの?』
次々と、トゲのある言葉が突き刺さる。
何も言い返せない。
『もちもちもね∶それって卑怯だよね?一生そうやって、響也くんを犠牲にして自分だけ逃げるつもり?
天使ちゃん∶萌音!そんな言い方はないだろ』
たまらず、李優さんが制止に入ってくれた。
しかし。
『もちもちもね∶李優だって分かってるでしょ。
もちもちもね∶階段もエレベーターも閉鎖されてる以上、誰も助けに行ってあげられないんだよ。
もちもちもね∶自分で戦うしかないんだ。立ち向かわなきゃいけないんだよ
天使ちゃん∶それはそうだが…
もちもちもね∶怖いのは誰でも一緒だよ。逃げたいのも死にたくないのも同じ。響也くんだって』
「響也くんだって」。
その言葉に、私はハッとした。
…その通りだ。
怖いのも怯えてるのも、逃げたいのも…私だけじゃない。
響也くんだって、私と同じ恐怖を抱えているはず。
それでも…彼は、私を守る為に犠牲になってくれている。
私が耐えられない恐怖と痛みに、耐えてくれている。
…それなのに私は、何もせず、ただ響也くんの言葉に甘え続けた。
『もちもちもね∶戦いなよ、自分の手で。自分の足で。
もちもちもね∶自分が守ってもらったように、今度は君が響也くんを守ってあげて』
「…萌音ちゃん…」
…そうだね。本当。
その通りだ。
ひたすら、怯えることしか出来ない私のもとに。
今度は、別の人物からメッセージが送られてきた。
『もちもちもね∶君は?』
…え?
久留衣萌音ちゃんだった。
そういえば、彼女は『処刑場』で、一度も私と響也くんの安否を尋ねたことはなかった。
『もちもちもね∶君は何してるの?』
…君って、私のことだよね?
『M・Y∶私は…手術室のクローゼットの中に隠れてるの。
M・Y∶響也くんが、出てくるなって言ったから
もちもちもね∶響也くんが何度も殺されてるのに、君は何もせずに隠れてるだけってこと?』
そう聞かれた瞬間、私は心をナイフでぐさりと刺されたような気がした。
『もちもちもね∶武器を持ってるでしょ?何で戦わないの?』
そ、れは…。
『M・Y∶響也くんが私に、絶対に出てくるなって
もちもちもね∶それで?その言葉に甘えて、自分だけ安全な場所で見てるだけなの?』
次々と、トゲのある言葉が突き刺さる。
何も言い返せない。
『もちもちもね∶それって卑怯だよね?一生そうやって、響也くんを犠牲にして自分だけ逃げるつもり?
天使ちゃん∶萌音!そんな言い方はないだろ』
たまらず、李優さんが制止に入ってくれた。
しかし。
『もちもちもね∶李優だって分かってるでしょ。
もちもちもね∶階段もエレベーターも閉鎖されてる以上、誰も助けに行ってあげられないんだよ。
もちもちもね∶自分で戦うしかないんだ。立ち向かわなきゃいけないんだよ
天使ちゃん∶それはそうだが…
もちもちもね∶怖いのは誰でも一緒だよ。逃げたいのも死にたくないのも同じ。響也くんだって』
「響也くんだって」。
その言葉に、私はハッとした。
…その通りだ。
怖いのも怯えてるのも、逃げたいのも…私だけじゃない。
響也くんだって、私と同じ恐怖を抱えているはず。
それでも…彼は、私を守る為に犠牲になってくれている。
私が耐えられない恐怖と痛みに、耐えてくれている。
…それなのに私は、何もせず、ただ響也くんの言葉に甘え続けた。
『もちもちもね∶戦いなよ、自分の手で。自分の足で。
もちもちもね∶自分が守ってもらったように、今度は君が響也くんを守ってあげて』
「…萌音ちゃん…」
…そうだね。本当。
その通りだ。


