神に選ばれなかった者達 後編

あとは…もう良いよね。

四回目、五回目、六回目…今となってはもう数え切れないけど。

萌音はいつだって、戦ってきた。

まだ赤ん坊の頃からずっと。

お陰で萌音は、生まれてこの方、悪夢以外の夢を見たことがない。

そのうちに生贄仲間が出来て、『処刑場』と呼ばれる掲示板で、その仲間と連絡を取って…。

今では、随分と賑やかになった。

かと言って、バケモノ退治が楽になったかというと、そうでもなく。

相変わらず、今も、萌音は毎晩のように試練と向き合っている。

…今も変わらず、天使と共に。








…さて。

そして今夜、そんな萌音達の前に現れたのは。