「ねぇ、こっくりさんやろうよ!!」


私立三ッ橋学院、オカルト倶楽部。


「はぁ?誰がそんなもんやるかよ。」

私は、その倶楽部に所属する中学3年生。

「分かった!宮沢、あんた怖いんでしょう!」

高等部の部なんだけど、私はとある事情があって、

中等部からこの部に呼び出された。

「別に怖くねぇよ。ただ、流石にこっくりさんは危ないだろ。」

「えーっ!ねぇ、つばさちゃんもやりたいよね?」

「私もやめた方がいいと思います。絶対に危ないですよ!こっくりさんなんて」

南先輩は、この部で1番のオカルトマニア。そして、部長でもある。