小5のクラス替えで
私と航太はまた同じクラスになった


「航太ーーーー
同じクラスやー」


「ほんまやな
ほらっ3組や
はよ行こ!!」


「うん!!」


楽しい学校が終わり
家に帰るとお母さんが
リビングで泣いていた


「お母さん…
どないしたん?」


「羽留香…
お父さんとお母さん
離婚するかもしれへん」


「………
離婚……?
嘘やろ?」


「ほんまやで
羽留香はお母さんとお父さん
どっちについて行く?」


「どっちについて行くって……
そんなん分からんに決まってるやん
羽留は離婚なんか嫌やから!!!
絶対嫌やから!!!」


そぉ行って私は家を飛び出し
航太の家に向かった


ピンポーン


ガチャ


「はい
羽留香やん
どないしたん?」


「航太………
こうたぁ"ーーーー」


「えっ?
まぁ部屋来いや」


泣き出した私を航太は
優しく部屋に入れてくれた


「で.どないしたん?」


「お母さんが…………」


「おばちゃんがどないしたん?」


「離婚するかもって………」


「えっ………?」


羽留香の家は
仲良し家族だったから
航太も驚きを隠せなかった