小3のクラス替えで
航太は1組
羽留香は2組になった


クラス替えが終わって
すぐの休み時間
私は航太のクラスに行った


「航太ー」


「羽留香どぉしたん?」


「羽留……
航太と違うクラスいややー
航太と一緒がいいー」


「そんなん無理やん
もー決まってんからー」


「だってーーーー」


「羽留香!!
しゃあないやろ!!」


だだをこねる私に航太は怒った
私は泣きながら


「もぉ航太なんか嫌いーーーー」


てゆうて走って保健室に行った


「羽留香ちゃん
どぉしたん?」


泣きながら保健室に入ってきた
私に先生は問い掛ける


「航太が怒ったーーーー
羽留.航太と離れたんが
嫌やっただけやのにー
うわーーーーーん」


「羽留香ちゃん航太君に
なんてゆうたん?」


「うっうっ…
航太と離れるん嫌って
ゆうたらぁ"ーーーー
航太しゃあないやろ
って怒ったぁ"ーーーー
航太.羽留の事嫌いに
なったんやぁ"ーーーー」


「羽留香ちゃん
航太君も羽留香ちゃんと
離れて寂しいけど
寂しいってゆわれへんくて
怒ってしまったんちゃうん?」


「でもぉ"ーーーー
航太.羽留に怒った事
なかったもんーーーー」


「でも怒ったからって
航太君が羽留香ちゃんの事
嫌いになったって
ゆうた訳じゃないんやろ?」


「うっ…うん」


「じゃあいける!!
今から仲直りしとおいで!!」


「わかったーーーー!!
先生大好きーーーー」


「ありがと
行ってらっしゃい」


「行ってきまぁす」


私は保健室を出て
航太のクラスに向かった


「航太…」


航太が私のクラスの前に
立ってた


「羽留香…
さっき怒ってごめんな…」


「羽留.航太大好きやから
全然平気やもん」


「そっか!!」


私達はまた仲良くなり
毎日が楽しかった


ずっとこんな日が
続くと思っていた


離ればなれになるなんて
考えてもなかった