幼稚園を卒園して
初めて行く小学校
ウキウキしながら
軽い足取りで小学校に向かう私

「羽留香!!
危ない!!」

お母さんにゆわれた瞬間

ドン!!


「羽留香!!
ごめんねー
大丈夫?」

「痛たたた…
ごめんなしゃい」

そぉ行って私は起き上がり
相手に謝る

「俺男やから
こんなん痛くない
大丈夫やで!!」


「航太ー
行くよー」


「はーい
俺行かな
ばいばい」


「ばいばい」


そぉ行って航太は走って行った


「お母さん!!」


「何?」


「羽留
あの子と結婚する!!」


「はいはい
頑張れー」


そんな事を話していたら
小学校について
入学式が始まった


そして私は1年1組になった


席についたら


「あっお前さっきの奴やん」


「え?」


横を振り向くとさっきぶつかった
男の子が座っていた


「お前なんて名前なん?」


「井浬羽留香(イノリハルカ)」


「俺は井川航太(イガワコウタ)やで
よろしくな羽留香」


「航太君よろしくー」


「小学校で初めて出来た
友達が羽留香やわ」


「羽留も航太君が初めてやでー」


その日から航太とは
毎日一緒にいるほど
仲良くなった