少女と過保護ーズ!!続

「それが一番…」


「ダメだっ!!」



咄嗟に叫んだ俺はまた、ハイネを抱き締める。



「八雲さ…」


「アイツの家にも施設にも行かせない!!」


「……」



健さんが俺を宥めようと肩に手をかけてくる。



どっちにも行かせない!!



「ハイネは俺が守る。どちらかを選ばなきゃならねぇんなら、俺がっっ」


「落ち着け、バカが」



引き取るっっ!!…そう言おうとした所で、スパーンと今度は俺がケントさんに殴られる。



その拍子に抱きしめてたハイネの頭に頭突きをしてしまう。



「ハイネ!!大丈夫…」


「んぶっ、んぐっっ」



頭突きより、ぎゅうぎゅうに抱きしめてたことにより、窒息しかけてた。



「悪い!ハイネ!!」


「ふはっ!!」


「落ち着きなさいよ、バカ八雲」



いや、さっきまで大興奮だった凛さんに言われたくはない。



そう思って、顔を上げれば、大人3人が真剣な表情で俺たちを見てた。



「子供の、しかも養われてる分際で、軽々しく俺が引き取るとか言うんじゃねぇよ」


「……」



言い返せない。

ケントさんの言う通りだ。



だからって…。

ハイネをアイツの元へ…もしくは施設にか?


冗談じゃない。