少女と過保護ーズ!!続

凛さんが風呂に入れてくれて、すぐに来てくれたケントさんが、ハイネの具合を見て手当てしてくれる。



足の裏はホントに酷く、小枝が刺さったり、深く切ったりして両足とも包帯だらけになった。



「痛しっっ!!!!」



相当痛かったんだろう、ハイネが飛び起きた。


が、すぐにベッドに倒れ込む。



「~~~~~~~っ!?」


「大丈夫。ほらこれ飲んで」



凛さんに助け起こされ、水を飲まされるハイネ。



「??」


「ハイネ」



呼べば、こっちを向いて。



「八雲さん。八雲さんが言ってくれたから、教えてくれたから、あたし頑張れたんだよ」



そう言って笑ってくれた。



泣きそうになった。



責められても怒られても仕方なかった。



電話しろ、なんて言っといて出ることもすぐに駆け付けることも出来なかった俺だ。



「ありがとう、八雲さん」



お礼まで言われ、俺はハイネの額に額を合わせた。



真っ直ぐで曇りない目を間近で見て言う。



「良く頑張ったな」


「………ふぅえっっ」



ハイネの顔がくしゃりと歪んだ。



「ハイネ」



ボロボロと泣き出したハイネをソッと抱き締める。



「頑張った」


「ふぅぇぇぇぇぇっっ!!!!」



凛さん、健さん、ケントさんが部屋から出た。



それからずっと、泣き止むまでその体勢のまま、ハイネの頭を撫で続けた―――――――――――。