少女と過保護ーズ!!続

「ハイネをそんな目に合わせたのは、誰?」



麻也の目が怒りに染まってる。



「麻也。そんなんたった一人だろうが」




この流れからして……と、いつになく厳しい表情の桂。



「芹原優」



竜ちゃんが桂の後に、静かにその名を口にした。



ビリビリっと空気が震える。



怒りを圧し殺した声だった。



ギリィッと音がして、そっちを見れば蓮が歯を食いしばってた。



食いしばりすぎて、口の端から血を流してる。



その中で、ただ1人表情も口調も変わらない死桜。



「ハイジは実の従兄に犯されたんか??」



口調は変わらないが、細い目は嘘は許さんとばかりに、真っ直ぐ俺を見据える。



直接的な質問に、場が凍った。



そう思うよな。

俺もあの時のハイネを見て思ったほどた。



だが。

首を横に振る。



「あの後…」