少女と過保護ーズ!!続

誰が…こんな……っっ



「八雲!!」


「っ!?」



うっすらとハイネの目が開いた。



「ハイネ!?ハイネ!!」



口をパクパク開けて、何かを喋ろうとするもハイネの口から声は出ない。


それでも口の動きから、俺を呼んだのはわかった。



だから俺はハイネを力一杯抱き締める。



「居る。ここに居るから、安心しろ」



そう言ってやれば、安心したのか、ハイネはまた目を閉じた。


「目も覚めたから大丈夫だろうけど、お風呂につからせるわ。体を温めないと。それに一番酷い足の裏の手当ても」



風呂へとハイネを抱き上げようとしたら、健さんに止められる。


「こっちは、あたしと健でやるから、あんたはケントに連絡」


「側に居る」


「八雲」



ハイネを誰にも触らせたくなかった。


でも、凛さんの眼差しに、逆らうことは赦されない。


頼ったのなら、言うことは聞かねば。



「健」


「ちゃんと言うことは聞く。だから……」



ハイネは俺が運ぶ。


そういう前に、健さんがポンッと俺の肩を叩いて頷いてくれた。