少女と過保護ーズ!!続

……?


ピピピピピピピ!!!!



"着信 蓮"



『うぉいっっ!!八雲っっ!!テメェ最近、1人でよく出掛けんな!?女か!?まさか女…』


「うるせぇ。今取り込み中だ。今度かけてきたら殺るぞ?」



ブチィッッッ!!!!



何故か出てしまった電話の相手は蓮で、脅してぶち切る。



不在着信の相手は、"公衆電話"だった。



非通知は数多くあるが、"公衆電話"は初めてだ。



…誰だ?



留守電には何も入ってない。


他のそれこそ、敵対チームの奴等なら留守電に罵詈雑言を入れてくる。



誰かわかれば後から必ず、報復には行くが。



"何かあったらかけてこい"



最近そう言って、ケー番を教えたのが居た。



――ハイネだ。



ハイネ…なのか?



思い当たる、ただ1人。



「ケータイは持ってない」と寂しげに笑った小さな小さな少女。


脳裏に横切ったのは、初めて出逢った日、辛そうに家を眺めてたハイネのこと。



愚痴も弱音も一切聞いたことはない。



いつも笑ってた。



もし、コレがハイネだとしたら。


よっぽどの事が起きた…ということか!?!?



「クソがっっ!!」



どうして俺は、この時に電話に出なかったんだ!!



………行かないと。



俺とハイネを繋ぐ、あの公園へ。



きっとそこに居る。



ハイネ!!


ケーキが崩れるのも構わず、ギア全開でバイクを発進させた。