少女と過保護ーズ!!続

「っっっ!?!?」



息が止まった。



後ろ!?!?



振り返ろうとすれば、手首を掴まれる。



「っっ放して!」


「………………」



放してもらおうともがくも廊下を引きずられていく。



放さないという意思表示か、もっとキツく手首を握られた。



「いっ!?」



手首が悲鳴をあげる。



なんで?

どうして?



優さんが居た。



滅多に家に帰らない。

帰ってきたとしても、深夜か朝方とかで、顔を合わすことのなかった優さんが。



無言で引きずられるほど怖いものはない。


なんで、喋りもしないの!?



「嫌だっ!!放してっっ!!放して優さ…」



バチーンッッ!!!!



「っっ!?」



目の奥で星が散った。


すぐに頬が熱を持ち、ジンジンと痛み出す。



叩かれ…た?



優さんは自分の部屋の前で立ち止まると、ドアを開けあたしをベッドに放り投げた。



「………」



叩かれたショックで声が出ない。



優さんがあたしにのしかかってきて、二人分の重さにギシッとベッドが軋んだ。



「男か?」