少女と過保護ーズ!!続

ハイネside



今日こそは、八雲さんに会える気がする!!



なぁんて、毎日思って公園に通うも5日間惨敗中…………。



この時期は何かと忙しい。とクリスマスも会えなかった………。


うぐぅ……。



"アレは家族じゃないわよ"


"早く部屋に戻りなさい"



あの人たちの声が何度も何度も頭のなかで繰り返される。



それを振りきるように、勢いよく頭を振って両頬を叩く。



八雲さんに会えるかもしれないのに、情けない顔は見せられない。



笑顔っ笑顔っ!!



鏡に向かって、笑いかけるも残念でしかない。



八雲さんから、借りてるジャンパーを着てマフラーをしっかり巻き付けて出かける準備万端。



八雲さんのジャンパーは大きくて、コートを羽織ってその上から着ても、まだブカブカだ。



柔軟剤の優しい香り。

八雲さんの匂い。



でへへ…。



スゥーッと大きく息を吸い込んで、その匂いで自分を満たす。



……変態かっ。



イヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤ。



はい。

八雲さんのことになるとうん。

変態かも……?