少女と過保護ーズ!!続

八雲side


ハイネと出逢って、1ヶ月は軽く過ぎた頃。


クリスマスもあったが、クリスマスはクリスマス暴走やら、初代達も集まってのドンチャン騒ぎで、ハイネには会いに行けなかった。



それを伝えた時に、ほんの一瞬見せた表情が忘れられない。


気になってた。



ガラにもなく、プレゼントまで買った。



初めてだったな。

クリスマスに何かをあげたいと思って買ったのは。



ポケットに手を突っ込めば、包装紙がガサッと音を立てる。



ケーキも買っていけば、更に喜ぶんじゃね?


きっと、ハイネは喜ぶ。


プレゼントとケーキを見て笑顔になる姿を思い浮かべ、自然と顔が綻んだ。



可愛い。

ホント可愛い



そうと決まればっと、俺は席を立つも…



「八雲ーっ、何処行くんじゃーい!!」


「きゃー、八雲様ー!!」


「今、笑ってなかった!?」



ガシッと上機嫌の竜ちゃんに首に腕をまわされ、女達は、こっちを見てはきゃっきゃっとはしゃいでる。



俺が見たいのは、これじゃあねぇ…。



今日は今日で、よく行くファミレスで皆で飯を食ってたら、女達が寄ってきて、相席なんかしてきやがった。


うざすぎて、香水の匂いに気持ち悪くなり、余計にハイネに会いたかった。


ハイネの首に顔を埋めて、彼女の匂いを嗅ぎたかった。



(((変態だ…)))


((この頃からすでにチビ(ネ)フェチか…))



この時ファミレスの騒がしさで俺は気付けなかった……。



泣くように、震え鳴るケータイに……。