少女と過保護ーズ!!続

ハイネside


この日に会おうとか、約束をしたわけじゃなかった。


だけどあたしは八雲さんに会いたくて、1日一回は出逢った公園に行ってたな。



「寝てねぇか?」



そう言って、八雲さんが来てくれるようになったのはアレから1週間たった頃。


1週間に1回の日もあったし、三日間続けて来てくれる日もあった。


八雲さんと会えるようになってから、毎日が楽しくて仕方なかった!!


逆に会えない日は、死にそうだったけど…。


一方的にあたしが喋って、八雲さんはずっとソレを聞いててくれて、たま鋭いにツッコミを入れてきたり、あたしの馬鹿さ加減に呆れたりもしてたな…。



夜が待ち遠しかった。

バレないように家を抜け出して。



『ハイネ』



初めて、名前を呼ばれた日。



困ったように照れくさそうに呼んでくれた、その声は今も耳に残ってる。



誰も呼んでくれなくなって結構経ってたから、呼ばれた時は泣きそうだった。



そうやって、少しずつ仲良くなっていった。


このまま、こんな日が続けばいいなって。


八雲さんの隣に居れたらいいなって。


毎日大好きが増えていった。








そして。


八雲さんと出逢って1ヶ月くらい経った、あの日。



ソレは起こった。