八雲side
「なんで、ハイネはそんな格好で寝てたの?11月だよ?」
麻也が聞いてくる。
「それは聞いても、絶対答えなかったな…」
『忘れた』の一点張りだった。
「それから、説教して…」
「説教!?」
「八雲の説教!?」
「「「「「長かったろうに…」」」」」
竜ちゃん、桂に麻也、蓮が一斉にヤレヤレとため息をつく。
「うるせぇ」
まぁ、説教と言う名の暴言に近かった気がする…。
『犯してほしいのか?』
『ドバカが…』
『死ぬなら人に迷惑をかけず一人で死ね』
とか…な。
それでもハイネは俺が掛けてやった上着をギュッと握りしめ、ずっとニコニコして聞いてた。
幼い幼い、限りなく無垢な笑顔。
今思えば、"心配"してもらえた。
"話しかけて"くれた。
ってことが嬉しかったんだろうな。
「抱っこして、当時住んでた家に連れて…」
「抱っこ!!」
「その頃からすでに!!」
「やっくん。…落ち着いて…」
「麻也?」
何に落ち着けと?
どうした?
「なんで、ハイネはそんな格好で寝てたの?11月だよ?」
麻也が聞いてくる。
「それは聞いても、絶対答えなかったな…」
『忘れた』の一点張りだった。
「それから、説教して…」
「説教!?」
「八雲の説教!?」
「「「「「長かったろうに…」」」」」
竜ちゃん、桂に麻也、蓮が一斉にヤレヤレとため息をつく。
「うるせぇ」
まぁ、説教と言う名の暴言に近かった気がする…。
『犯してほしいのか?』
『ドバカが…』
『死ぬなら人に迷惑をかけず一人で死ね』
とか…な。
それでもハイネは俺が掛けてやった上着をギュッと握りしめ、ずっとニコニコして聞いてた。
幼い幼い、限りなく無垢な笑顔。
今思えば、"心配"してもらえた。
"話しかけて"くれた。
ってことが嬉しかったんだろうな。
「抱っこして、当時住んでた家に連れて…」
「抱っこ!!」
「その頃からすでに!!」
「やっくん。…落ち着いて…」
「麻也?」
何に落ち着けと?
どうした?



![少女と過保護ーズ!![完]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.787/img/common/cover/sig0andblekg007.png)