「プハッッ‼」
しぶしぶ……しぶしぶ……しぶしぶ……しぶしぶ……しぶしぶ
「どんどけ渋ってんだ、この野郎っ」
渋々ハイネを離せば、ペリッと引き剥がされた。
「ハイネ‼大丈夫!?この風邪ひきエロ狼に何かされなかった!?」
何かって、キスならたくさんしたけど?
海斗さんの問いに真っ赤になるハイネ。
あーもう!
素直な所も本当に可愛いっっ‼‼
「八雲…………」
グワッと海斗さんが殺気を放ってくる。
でも今の俺は百万馬力だぜ?
「それ、熱のせいだと思う‼」
海斗さんにだって負けやしねぇ。
「いや、百%負けるからっ‼」
ゴキッ‼
ゴキキッ‼
今や小学生から鬼神と化した海斗さんが臨戦態勢に入る。
そこへ
「パーパ‼」
「はい‼」
ハイネが最強の呪文を放った。
殺気が瞬時にして消えて、満面の笑みでハイネに振り返る海斗さん。
「八雲さんは病人だから、ファイトはダメです」
「はい‼」
「でも……」
「「でも??」」
ん?
ハイネ、何を言うつもりだ?
困ってることなら俺が…………
「八雲さんが薬を飲まなくて困ってます」
むー。
と眉間にシワを寄せて言う。
その顔も可愛いんだけど、内容がっ
「んげっ」
「何!?それは大変‼任せて‼僕にっっ‼‼」
意気揚々の海斗さん。
ヤバイヤバイ‼
本能がヤバイと告げる。
逃げ出そうとしたが、体がっ動かねぇ‼
「いやいや、飲む‼今すぐ飲っっ」
ぶっちゅうぅぅ‼
「‼??」
ハイネから水と薬を受け取った海斗さんが、何故かそれを自分の口に放り込んだかと思えば
口移ししてきやがった‼‼
ヌルッと海斗さんの舌が俺の口を抉じ開け、薬と水を流し込んでくるもんだから
ゴックン‼‼
飲んだ……。
ぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっ…………。
屈辱‼
ハイネもこればかりは考えてなかったんだろう、目をかっ開いて俺達を凝視してる。
「ふっふっふっ‼やっくん、敗れたり‼」
何にだ……。
てか……
ボンッ‼
「のぁぁぁぁぁぁぁっ‼八雲さーーん‼??」
熱が一気に上がり、またしてもぶっ倒れた俺。
「そんなに僕のチュウが良かった?」
「え‼??」
「ちが……うわ」
「え!?」
どこをどうしたら、そんな考えにいたる……。
ハイネも驚くな。
お前とのキスが一番に決まって……
「だから薬飲めってーっっ」
それは違う。
それのせいではないな。
てか、泣く……、あっ泣いてない。
怒ってるわ、あれ。
ぎゃあぎゃあ騒ぐ父娘の声を聞きながら、それにひどく心を満たされ、俺は意識を手放した。
もう夢を見ることはなかったーー。
しぶしぶ……しぶしぶ……しぶしぶ……しぶしぶ……しぶしぶ
「どんどけ渋ってんだ、この野郎っ」
渋々ハイネを離せば、ペリッと引き剥がされた。
「ハイネ‼大丈夫!?この風邪ひきエロ狼に何かされなかった!?」
何かって、キスならたくさんしたけど?
海斗さんの問いに真っ赤になるハイネ。
あーもう!
素直な所も本当に可愛いっっ‼‼
「八雲…………」
グワッと海斗さんが殺気を放ってくる。
でも今の俺は百万馬力だぜ?
「それ、熱のせいだと思う‼」
海斗さんにだって負けやしねぇ。
「いや、百%負けるからっ‼」
ゴキッ‼
ゴキキッ‼
今や小学生から鬼神と化した海斗さんが臨戦態勢に入る。
そこへ
「パーパ‼」
「はい‼」
ハイネが最強の呪文を放った。
殺気が瞬時にして消えて、満面の笑みでハイネに振り返る海斗さん。
「八雲さんは病人だから、ファイトはダメです」
「はい‼」
「でも……」
「「でも??」」
ん?
ハイネ、何を言うつもりだ?
困ってることなら俺が…………
「八雲さんが薬を飲まなくて困ってます」
むー。
と眉間にシワを寄せて言う。
その顔も可愛いんだけど、内容がっ
「んげっ」
「何!?それは大変‼任せて‼僕にっっ‼‼」
意気揚々の海斗さん。
ヤバイヤバイ‼
本能がヤバイと告げる。
逃げ出そうとしたが、体がっ動かねぇ‼
「いやいや、飲む‼今すぐ飲っっ」
ぶっちゅうぅぅ‼
「‼??」
ハイネから水と薬を受け取った海斗さんが、何故かそれを自分の口に放り込んだかと思えば
口移ししてきやがった‼‼
ヌルッと海斗さんの舌が俺の口を抉じ開け、薬と水を流し込んでくるもんだから
ゴックン‼‼
飲んだ……。
ぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっ…………。
屈辱‼
ハイネもこればかりは考えてなかったんだろう、目をかっ開いて俺達を凝視してる。
「ふっふっふっ‼やっくん、敗れたり‼」
何にだ……。
てか……
ボンッ‼
「のぁぁぁぁぁぁぁっ‼八雲さーーん‼??」
熱が一気に上がり、またしてもぶっ倒れた俺。
「そんなに僕のチュウが良かった?」
「え‼??」
「ちが……うわ」
「え!?」
どこをどうしたら、そんな考えにいたる……。
ハイネも驚くな。
お前とのキスが一番に決まって……
「だから薬飲めってーっっ」
それは違う。
それのせいではないな。
てか、泣く……、あっ泣いてない。
怒ってるわ、あれ。
ぎゃあぎゃあ騒ぐ父娘の声を聞きながら、それにひどく心を満たされ、俺は意識を手放した。
もう夢を見ることはなかったーー。



![少女と過保護ーズ!![完]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.795/img/common/cover/sig0andblekg007.png)