少女と過保護ーズ!!続

「ハイネ‼」

「おぅわ!?」


たまらず抱きしめる。


ハイネ‼

ハイネ‼

ハイネ‼


水を持っていたことも忘れ、抱きしめたもんだから水が溢れて俺とハイネを濡らす。


「八雲さ……拭かないと……」


風邪が悪化する。なんて言う愛しい子。

どこまでも俺の心配を。

申し訳ないけど、離せない。

離したくない‼


「俺も強くなる。今度こそお前を守れるように。心も体も強くなる」

「じゃあ、一緒に強くなりましょうね」


胸から顔を上げ、ニッコリと微笑んでくれる。


神よ。

この子に逢わせてくれて、本当にありがとう。

ソッと顔を近づけると、頬を真っ赤にして目を閉じてくれる。


ああ。

なんて愛しいー。


「……ん」


チュッと何度も何度も触れるだけのキスを繰り返す。

さっき舌を入れたら逃げられたからな。


「やく……も……」

「ん」

「くす……」

「ん」

「のっ」

「ん」


止めらんねぇ。

癖にな……「もうっ‼‼」


べしっ‼

再び止められる。

小さな手が俺の口を塞ぐ。

むーーーーー。


「むーって、ほっぺ膨らませてもダメです‼めちゃくちゃ可愛いけど‼薬‼薬飲んで‼」


真っ赤になって叫ぶハイネ。

まだキスでこんなに真っ赤になるのが可愛くて仕方がない‼


「さっきは自分からあんなに激しいのをしてきたのに……」

「あれはっ‼……だって……八雲さんの弱音が嬉しくて……可愛くて……こう……ついしたくなった……と言いますか……」


視線を泳がせ、ボソボソと。


「ハイネー‼‼」


今なら死ねる‼

いや、死ねねぇ‼

この可愛い子を置いては死ねねぇ‼

誰に狙われるかわからねぇ‼

こんなに可愛いんだ‼


「んぐぐぐぐぐぐぐっっ!?」


力一杯抱きしめる。


「やっくん~?珍しく風邪ひいたんだって~?僕が見舞いに来たあげ……」


バターーーン‼‼


ノックもなしに扉が開き……


小学生……もとい海斗さんが入ってきた。


「………………」

「………………」

「んぐぅぅぅぅ……ぅぅぅっ」

「八雲よ……」

「……はい」

「僕の可愛い娘に何さらしとんのじゃ、ボケぇ‼手を離さんかーいっ!この風邪ひきエロ狼がぁぁぁぁぁっ‼」



大魔人と化した海斗さんが飛びかかってきた。


チィィッ‼

良いところで‼←??