少女と過保護ーズ!!続

ドッキューーーーーーーーーーーーーーーン‼‼


なんっつー破壊力‼

間違えたっ。

なんっつー色気‼


アカン‼

これ、アカンわっっ‼

誰にも見せたらアカンわっっ‼

皆、惚れてしまう‼

皆、惚れてしまうよー‼

特に、角刈りとハゲさん‼←断定。


宝石のように綺麗な、潤んだ黒い瞳。

上気した頬。

濡れて光る唇。

その唇から漏れる荒い息。

超絶、色っぽい‼


うぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ‼

女のあたしの100倍は色っぽいんですけどーーーー!?

もう自信消失なん……


タラーーーン……


危なっ‼

ヨダレが垂れる所だった‼


「……ハイネ??」


その表情で、上目遣いってっ‼

もうそれ、必殺技でしょーよ‼

あたしを必ず殺す技でしょーよ‼


「八雲さんっ‼」


殺られる前に殺らねば←??


「……ん?」

「覚悟っっ‼」

「へ?」



ぶっちゅうぅぅぅぅぅ‼‼


おもいっきり八雲さんの唇に自分の唇を押し当てた‼

襲ってやった‼

キスしてやったわぁぁぁぁぁぁ‼‼


だって、ねぇ?

離れて行かないで?

側にいて?

それはこっちの台詞で!!

そして、あたしが離れると思われてるとか‼


ずっとずっとずっと‼

あたしは貴方の隣にいたい‼


……って、しかし。


ちゅうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ‼


息っっ、息が苦しくなってきた‼

いつ止め……


「……んん!?」


息を吸いたくて、キスしたまま少し唇を開いたら……

なんか入ってきた‼


「ハイネ……」


閉じていたはずの八雲さんの目が、いつの間にか開いててジッとあたしを見てる。

あたしと目があった瞬間、それが妖艶に細まった。


ので‼‼


「まだっっ早いぃぃぃぃぃぃぃ‼‼」

「あっっ‼」


ゴスッッ‼‼


「「~~~っっ‼‼」」


入ってきたものの正体がわかり、あたしは唇を離すと八雲さんに渾身の頭突き‼

病人に頭突き‼


だって‼

だって、それはまだ早いぃぃぃぃぃぃぃ‼‼

そして貴方は病人でしょーよ‼

あたしが仕掛けたんだけど‼


さすがの八雲さんも避けること叶わず、マトモに頭突きをくらってベッドに倒れ……そのまま気を失った。


よしっっ‼‼

とりあえず、今のうち‼

あたしは、置いて来てしまっていた看病道具を取りに行くべく一階へ。



「…………うへへへへへ」

「ん?」

「…………」



空耳か??

だって八雲さん、気絶してるもんね……?